2011年07月22日

ゼロ磁場地帯

長野県伊那市の分杭峠。ここにはゼロ磁場地帯と呼ばれるパワースポットがある事は有名ですね。
ゼロ磁場地帯とは何かといいますと
Googleの検索窓に「ゼロ磁場地帯」と入力してエンターを押すと出る結果です。

初めてその場所を訪れたのはもう3年前。嫁さんの実家から比較的アクセスしやすいので帰省ついでに行ってみました。
余談ですが嫁さんの実家は南アルプスの麓、秋葉街道を浜松側から天竜川と共にひたすら北へ進むと着くのです。
ぎりぎり静岡県。秘境と呼ぶには物足りず、我が家では魔境と呼んでおります。

魔境から車を北へ走らせ南アルプスの峠を越え、一気に峠を下り秋葉街道こと国道152号線をひたすら進むのです。
道中は殆ど聖地巡礼状態ですが、やがて大鹿村に入るんですね。大鹿村から分杭峠はすぐです。
当時は何もなく、ただ静かな空間に腰掛け椅子が置いてあるだけの場所。人が数人いて、皆さんそれぞれ癒しに来られていました。

インド音楽仲間のNさんAさん夫妻が大鹿村へ移住したのもあり、昨年も行こうとしたのですがあいにくの大雨。
それでも向かってみたら道中大変で、大鹿村手前で土砂崩れにより通行不可。引き返す羽目に。
帰りも雨が激しく道路は土砂崩れだらけになってしまいここを行けるのか?という非舗装道路を爆進、当時1歳の娘はキレて泣き叫び吐く始末、嫁さんは気分悪くなって終始無言という車外もカオス、車内もカオスコンボに陥ってしまいました。
いやぁ山を舐めてはいけません。本当に危ないのです。最後は道だか川だかわからない秋葉街道を何とか帰ってきました。
その夜のニュースではこのエリアの大雨自然災害が取り沙汰されていましたね。反省

・・・という事を踏まえ、今回は娘を楽なので魔境に置いて嫁さんとふたりで行こうとなり、先日行ってきました。
天候にも恵まれたのですが、Nさん情報によると分杭峠はもう車では行けなくなったとの事なので、Nさんと大鹿村で合流してから送ってもらったのです。

現場入り口にシャトルバスなんて発着してたりして・・・確かにいわゆる「ツーリスティック」な感じになってましたがまぁそれは仕方無し。さぁ癒すぞ〜とゼロ磁場地帯へ向かいました。
結構人が多いな・・・まぁ土曜日だしね・・・とか思いながら椅子に座ろうとしたら、見知らぬおじさんがいて石を手渡してきました。

私「ん?これはなんですか?」
見知らぬアヤシイおじさん「パワーストーンです」

そのおじさん、厳粛な雰囲気の場所なのでみんな静かにしてるなか若い女性限定でゼロ磁場地帯の詳細・・・ここでの呼吸法・・・等、手取り手取りのボディータッチ満載でレクチャーしっぱなし。
挙句の果てには「どんな症状も私が治してあげます」
それを聴いて自分は相手にされておらずキレた嫁さん「すいません静かにして貰えませんか!」

おじさんダンマリ。間が悪そうに退散。そこから流れた平和な時間。Nさんとの約束の時間もすぐに来て、合流後「こんなおじさんがいた」と話したら

Nさん「ああ、最近名物やねんその人達」

達・・・って事は他にもいるのか・・・あぁ・・・惜しいかなゼロ磁場地帯。まぁ有名になれば色々な人が集まってくるものですね。

その後Nさんの家で奥さんであるAさんお手製のインドカレーをご馳走になり、大鹿村ワイルド生活の一部を見せて頂きました。
実際住んでいると色々大変でしょうが、自然の中で暮らすのはやはり素敵ですね。また訪れてみたいと思います。
posted by J at 19:52| Comment(0) | 日記

2011年07月15日

Sennheiser PC360 フラッグシップ機の実力は?

pc360.jpg我が家は古いアパートですので、特に夜は大音量で音楽を聴くのは近所迷惑ですし家族からも苦情が来ます。
かといって音楽はある程度以上の音量で聴いて陶酔したい私は、ヘッドセットが手放せません。
本当ならオーディオ用のヘッドホンを使うのが良いとはわかっているのですが、スカイプ等のVC時にいちいち差し替えるのも面倒なので私はヘッドセットを使っている訳です。

ヘッドセット自体は安いものなら数百円から買えるのですが、音楽鑑賞に使える物ではありません。
・・・で、何点か試しているうちに行きついたのが、老舗Sennheiser社※がプロゲーマーチームと共同開発したゲーミングヘッドセットでフラッグシップ機にあたるモデル。
※PC360のメーカーは正確にはSennheiser Communicationsという系列会社

Sennheiser(ゼンハイザー)PC360

これくらいのクラスになるとゲーミング用として開発・販売されているものばかりです。まぁ音楽鑑賞用なら素直にヘッドホン買えって事ですね。
私はゲームにも使いたいので当時購入してみました。実際に音を聴いた訳ではなくレビュー等を参考にしただけなので賭けでしたけどね。

Sennheiser社はドイツでオープンエア(開放)型のヘッドホンを世界で初めて開発した会社らしいです。
開放型ヘッドホンはスピーカー部分がむき出しになっており、音に自然な広がりが感じられます。音漏れは結構ありますが自宅で使う分には問題ありません。
密閉型はその構造上、特に夏場に使用していると暑くて蒸れるので私は開放型派なのです。その辺りは個人の用途に合わせれば良いでしょうね。

通常のヘッドセットはコード部分にコントローラーが付いており、ボリュームを変える時やマイクをミュートする時に一瞬探してしまいます。PC360はボリューム調整がイヤーカップ部にあり、マイクは上に跳ね上げると自動ミュートなのでこの辺りは本当に利便性が高いです。
ひとつ謎仕様なんですが、ボリュームを最小にしても無音にはなりません。致命的ではないのですがどうしてこうなったのかが疑問ではありますね。

装着感ですが、オーディオ用ヘッドホンの平均的な感じよりは締付けはきついですが、ゲーミング用ヘッドセットしては緩い方ですね。緩いといってもグラグラ動く事はないです。
長時間利用も眼鏡も全く問題無しです。ヘッドバンドとイヤーパッドにはベロア地が使用され、これが快適な装着感に繋がっていると思います。開放型なので音は近くでハッキリながらも自然にソフトに聴こえます。音の良さは期待しすぎたかもしれません・・・HD598には届かないかな・・・がやはりゼンハイザーの音、つまりファットで暖かい、長時間のリスニングに向いている音ではあります。よくあるドンシャリ系ではないのでそれが好きな方には物足りないかもしれません。

実際にゲームを試してみたのですが、効果音や音楽が頭にズンズン響く訳ではないので疲れません。音楽視聴だとイコライザで高域をほんの少しだけ上げてみると更にいい感じでした。
私が利用しているサウンドカードWAVIO SE-300PCIeはヘッドホンアンプ内蔵なので音量も十分すぎるくらい出るのですが、試しにオンボードのサウンドデバイスへ繋いでみたら少し足りない感じでした。

マイク入力はノイズキャンセリング搭載でクリアに拾います。音量も問題無しでしょう。VCや実況用としては高品質ではないでしょうか。

PC360はゲーミング用途ながら音楽視聴にも十分使えると思いますが、音に関してはこれ以上求めるなら素直にオーディオ用ヘッドホンにしなさいって事ですね(笑)。

メーカー公式 Sennheiser PC360
posted by J at 20:36| Comment(0) | レビュー

2011年07月14日

奏者の心得

楽器だけの事ではないが、やりはじめはよく伸びるのだが成長曲線というものは段々緩やかになる。
一定の所から先は、自分の中だけで大きな事が・・・他者からはその違いが理解しにくい事が・・・壁となって立ちはだかり、それをクリアするのも時には膨大な労力を使う。
そういうものの積み重ねは、やがて深みというものとして表現されると信じているのだが・・・。

よく言われる言葉に「本番では練習の10%しか出せない」というのがある。
100の練習だと本番では10くらいしか出せないので、100を出したければ1000の練習をしましょうとなる。
最近思うのだが、その10%を出来るだけ大きくする事がこれからは必要なのではないか。

時間的な制約、物理的な制約、個人差はあれど色々な諸事情があり、練習は質量ともに無限大に大きくしていける訳ではないからだ。
また練習はあくまでも奏者としての「修練」のひとつにすぎない。
人格形成、経験、人として生きていく中で色々な事が修練であり、奏者としての幅や奥行きに繋がっていくと信じている。

どんなジャンルでもそうだが、プロフェショッナルを突き詰めれば最後は精神状態の話になる。
10%を20%に、30%にしようとすると精神的により高い次元で安定していなければならない。
エゴが出ると必ず失敗する事は経験を通して本当に痛感している。

真っ白の状態で、シタールを演奏するのは自分ではなく、自分はあくまで媒体である。
心と心の外側の世界をある感覚でリンクさせ自分の意識はリスナーとして音楽に期待し、自分の体が演奏している事は意識の外に置く。
聴きたい音楽が間近で聴こえてくる。そういう状態が私の理想である。

心技体・・・わずか3文字のこの言葉には限りなく深い意味が込められているなと改めて思う。
posted by J at 13:04| Comment(3) | コラム